【どっちで学ばせるべき? 】特別支援学級と通常学級のメリットとデメリット

教育
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どっちで学ばせるべき?

 子どもが小学校に上がるときに、課題を感じている児童に対して、「特別支援学級に入れたほうがいいんじゃないか?」「でも、通常学級のほうがいいんじゃないか」そんな悩みをもたれる保護者の方も少なくないはずです。

 今回の記事では、特別支援学級のメリットとデメリットについて、まとめていきたいと思います。

 

特別支援学級のメリット・デメリット

 

メリット

・その子の特性に合わせた教育の計画をしっかりと立案、計画、反省して行うことができる。
・集団の中に入りにくくても、個人で学ぶことができる。
・小集団から集団活動に慣れることで、その子にあったペースで学んでいくことが出来る。

デメリット

・人間関係のなかで成功や失敗する経験を学ぶ機会が減る。ただし、学校の中で学ぶ人間関係が全てだろうかという疑問は残る。別の人間関係を広げていく機会を設けてもいいのでは?とも感じる。

・担任や学校の方針によって、支援が引き継がれたり、引き継がれなかったりと、俗に言うあたりはずれの影響を強く受ける。

・小学校では、進路に影響はない場合が多い。しかし、中学校では内申点がつかない状態の学級が多い。

・特別支援学級に入れることで、周りの子どもたちの目が気になる。ただし、それは学校や特別支援学級の担任、特別支援コーディネーターらの方針によっては、それを好転させることもできる。

 

現状での私の考え

 

・明らかに、児童本人が集団で学ぶことを拒否している、もしくは不可能だと感じている場合は、特別支援学級の方がいいのではないだろうか。
 まずは、本人がどちらの学級に行きたいかの意思を確認することが大事。


おまけ:「教育」という活動をもう一度考えてみる。

 教育では、何を学べばOKと言えるのであろうか?
 例えば、
・勉強ができればOK?
・人間関係がうまくいけばOK?
・社会の形成者になればOK?

 なのだろうか?

参考資料:教育と葛藤

 

「善さ」を教える側が知っていると思えば、「教える」に偏った押しつけになってしまう。逆に「善さ」は子どもの内側にあると思えば、「育てる」に偏り手も足も出せなくなってしまう。どちらも、われわれは「善さ」が何かを知らない、しかし、子どもを「善くしよう」という思いで働きかけないではいられない、という「教育のパラドックス」を自覚していないためだと村井は指摘する。


2 はじめに – 教授システム学専攻 – 熊本大

 

「私の考えでは、教育という仕事は、本来それがパラドックスであることを知ることから始まらなければならない。そして、あえてそのパラドックスを引き受けるという自覚をもって推進されなければならない。」


(村井実(1976)「教育学入門(下)」講談社学術文庫、p.148)

 この児童にとって、よいことがどのようなことは分からないが、これからもこの子をよくしようというこの教育のパラドックスを引き受けて教育活動に望みたいと思う次第である。

 

 

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