どっちで学ばせるべき? 特別支援学級か通常学級か①

教育

どっちで学ばせるべき?

特別支援学級にいる児童と接して感じた疑問

・集団の中で学ぶことで、自傷行為につながってしまった児童。
・学力は優秀。
・果たして、集団の中で学ぶことが本人のためになっているのだろうか?
・単純に「学力」で見たとき、どちらが効果的な学びになっているのだろうか?

特別支援学級のメリット・デメリット

特別支援学級で学ぶことのメリット・デメリットとは一体なんだろうか?

メリット

・その子の特性に合わせた教育をしっかりと立案、計画、反省して行うことができる。
・集団の中に入りにくくても、学ぶことができる。

デメリット

・人間関係のなかで成功や失敗する経験を学べない。
 →学校の中で学ぶことが全てだろうかという疑問。別の機会を設けてもいいのでは?
・小学校では、特に進路に影響はないが、中学校では成績がつかない(状態の学級が多い)

現状での私の考え

・明らかに、集団で学ぶことが児童にとっては、よいことにつながっていない(EX.自傷行為)
・現状は、特別支援学級で学ぶべきではないか。
・しかし、いつか集団に戻るべきなのだろうか…?

「教育」という活動をもう一度考えてみる。

・勉強ができればOK?
・人間関係がうまくいけばOK?
・社会の形成者になればOK?

→一体「教育」ってなんのために行っているの…?

これからの葛藤

「善さ」を教える側が知っていると思えば、「教える」に偏った押しつけになってしまう。逆に「善さ」は子どもの内側にあると思えば、「育てる」に偏り手も足も出せなくなってしまう。どちらも、われわれは「善さ」が何かを知らない、しかし、子どもを「善くしよう」という思いで働きかけないではいられない、という「教育のパラドックス」を自覚していないためだと村井は指摘する。


2 はじめに – 教授システム学専攻 – 熊本大学

「私の考えでは、教育という仕事は、本来それがパラドックスであることを知ることから始まらなければならない。そして、あえてそのパラドックスを引き受けるという自覚をもって推進されなければならない。」


(村井実(1976)「教育学入門(下)」講談社学術文庫、p.148)

 この児童にとって、よいことがどのようなことは分からないが、これからもこの子をよくしようというこの教育のパラドックスを引き受けて教育活動に望みたいと思う次第である。

 

 

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