-
はじめに…「哲学」とは
・物事を深く考えていくために大切だとされている「哲学」
フランスの学校では、必修科目とされている。
・「どこかで聞いたことのある答えでお茶をにごすのではなく、子どもと本気で語り合い、一緒に考えてみたい。そう願うすべてのおとなたちにも、ぜひとってほしいシリーズです」
裏表紙より
・自分が大学生のときの教授の言葉
「簡単で単純明快でわかりやすいのがこれまでの勉強では良しとされてきた。
しかし、考えれば考えるほど、どんどんわからなくなって沼に落ちていくような感覚に陥
るのが“哲学”の世界です。」
→沼にはまっていって考えることが大事。
「この本では、一つの問いにいくつものこたえが出されます~(中略)~このあらたな問いには答えがでないかもしれません。それでいいのです。人生、愛、美しさ、善悪といった本質的なことがらは、いつまでも問いのままでありつづけることでしょう。」
「はじめに」より
→分かっていたことがわからなくなっていく学問=哲学、と言えるのではないか。
-
書籍の紹介
子ども哲学「きもちって、なに?」
今回の問いは、「おとうさんとおかあさんが君を愛してるって、どうしてわかる?」
(割愛)
-
親と子の愛情のすれ違い
親にとっては愛情でも、子どもにとってはありがた迷惑なことって多くある。
「毒親」という言葉も生まれるぐらいの世情。
(EX)

・親「宿題終わったの?勉強したの?(心配≒愛?)

・子「今、しようと思ったとこなのに!(迷惑≠愛)
子どもも親もどちらも“愛”と認知することは難しさがある。
果たして、これはどのように改善すればよいのだろうか?
・親の愛情の伝え方=コミュニケーションの手段 を変えれば伝わる?
・では、どうして親は、そのコミュニケーションの手段を選んだのだろうか。
子どもをどう見ているのだろうか。
⇒「子どもとはなにか」という哲学の問題になっていく。