樺沢紫苑「ストレスフリー大全」。
こんな本です↓
この「ストレスフリー大全」の本の究極の結論は、「はじめに」の中で、すべて述べられている。
それは、いつも樺沢紫苑さんが述べている、「運動・睡眠・朝散歩」この3つである。
では、それを実際に行動に移せているかと聞かれると、
正直、私の答えは「NO」である。
というより、それで「YES」であれば、
このように悩み苦しんでいる人たちの悩みは一瞬で解決してしまっている…。
自分自身で「大事だと分かっているのにできてない」のはどうしてなのだろうか?
それは、「良薬口に苦し」と言われるが、良薬だと分かっているからこそ、取り組みにくいのだろうか?
また、自分にブレーキをかけている原因は一体どこにあるのだろうか?
そんな疑問を持ちながら、本書を読み進めていった。
その中で、一つのヒントとして、本書の「すべてのベースの解決法」の章の中で
「行動のハードルを下げること」について述べられていた。
それは、「行動を細分化することで、行動しやすくなる」というものであった。
よくよく自分の考え方を書き出してみると、
【ハードルを下げて朝散歩に“挑戦”しよう】
という考えをしていることに気づいた。
この「挑戦」という発想が自分の行動にブレーキを掛け、継続を難しくしているのではないかだろうか。
「挑戦」とは「自分以上の難しい課題に取り組もうと上を目指す」ことである。
しかし、その発想には、「向上しなければならない」という強制的なニュアンスや、
取り組みを辛く苦しいものであると連想しがちである。
実際に、一度だけ朝散歩に挑戦しようと外に出ようと「挑戦」したことがある。
1回はなんとか外に出ることができたが、
「30分も散歩か…」
「めんどくさいな」
「外は雨だし…」
などと、したくない言い訳ばかり生まれてきて、
1度か2度朝散歩をしたっきりであった。
樺沢さんが動画の中で述べていた「辛く苦しいことは続かない」とは、まさにこのこと今振り返って思う。
結局、いくら情報をインプットしたとしても、
「行動」にアウトプットに移すことができていないことに気づいた。
そこで、まずは、この朝散歩のハードルを下げる。
つまり、
To Do /Must Toの「苦しさ」
↓から
「楽しみでたまらない」「今すぐできる」Want toを考え、13個書き出してみた。
1. しんどいときは、ベランダに出て30秒太陽の光を浴びる。
2. 朝、散歩に出てついでに趣味の写真を撮ってくる。
3. 自分の好きな朝ごはんをついでに、買って食べて帰る。
4. 自分の着たい服で外に出る。(服装を気にしない)
5. 前日の夜にそのまま仕事に出かけられるように準備をしておく。
6. 外に出て家に帰ってくるのがめんどくさいので、そのまま仕事に行ってしまう。
7, 散歩ついでにローソンでおいしいスイーツを買って食べる。
8. ついでに、朝ごはんも買って食べてから仕事に行く。
9. 外に出て気づいたこと、心地よかったことをメモする。
10.雨の日は家でラジオ体操を流す。
11.運動や朝散歩をして心地よかったことを日記に書く。
12.運動のあと心地の良いシャワーを浴びる。
13.ゴミ捨てのついでに朝散歩をする。
このように書き出すことで、まず、少し気持ちが楽になった心地がする。
さて、そのようなTODOを上げてから、その朝散歩を実際に行動してみた。
初日から天気は雨だった。しかし、1、4、5、9、10、11,13,に後押しされて4~5分程度の朝散歩をすることができた。
結局のところ、自分の行動にブレーキを掛けているのは、自分のTODOリストが
Must To Do/ Have Toにいつのまにか、すり替わってしまっているのが原因だ。
そのことに、この感想文を書くことで気づくことができた。
やはり、アウトプットは偉大である。