読み終わったとき、涙が止まらなかった。
人生で初めて泣いた「漫画」だった。
これまでアニメの遊戯王でしか、泣くことしかなかった。
(それも実際どうなのかと思うが…。)
しかし、
この本には、一人の人間の人生の、
苦悩や葛藤が詰まっている。
それは、
嬉しさ ドキドキ、青春。
ただ、それだけはなく、生まれてくる。
哀しみ、憎悪。
そんな感情に触れ、
涙が溢れ出てきた。
この涙が溢れ出る感情を、
なんという言葉で形容したらいいのかわからなかった。
共感でもない、感動でもない、同情でもない。
しかし、苦しみや哀しみが心を直接わしづかみにしてくる感覚。
私は、初めてそんな感情に出会あった。
幼馴染Kちゃんと仲良くなり、恋を知る。
そして、Kちゃんは知らない”嘘”を知ってしまったボクくん。
相思相愛のはずなのに、出来てしまった壁。
ボクくんの苦悩が、
こころを掴んで話さなかった。
- Kちゃんとの関係。
- 出会うネットの人たち。
- そして、Uちゃんさん。
そんな人たちとの出会いが、
ボクくんの人生に影響をあたえていく。
でも、そんなボクくんが、
今、現在も、
幸せを感じながら生きていること。
それは、この本の続きに希望を与えてくれている。
ぜひ、続編が読みたいと思っている。
そんな本書は、
人生の宝物となる1冊だった。
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2021/10/05 追記
続編が発刊されていました!
興味のある方はぜひ!
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2020/08/26 追記
虹走さん、本人に見ていただきました…!!
感激です…✨
本の中で、印象的だったのがこのシーンです。
大好きなKちゃん。
しかし、ボクくんの家族を落とし入れた、Kちゃんのお母さん。
憎くて、憎くて仕方がない。
しかし、それをKちゃんに伝えて、
「大好きなKちゃんを泣かせることは出来ない」
もうこの場面だけで、涙腺がもろくなってしまいます…。
ハンカチが何枚あっても足りません。
ぜひ、ご一読を!