”いじめ”をなくすことはできるのか?

”いじめ”ってなくすことができますか?
みなさんは、この質問の答えにどう答えますか?
今回、読了した書籍、
『「死ぬんじゃねーぞ!!」 いじめられている君はゼッタイ悪くない』
では、この質問を常に投げかけられているような本でした。
この本の著者は、「中川翔子さん」。
彼女は、アニメやマンガ、オタクとしてその活動の幅を広げられています。
そんな彼女は、学校に通っていたときに、いじめられていました。
彼女を救ってくれていたのは、学校以外の別の居場所でした。
学校という場所は、それ以外のルートや居場所を否定してしまいがちです。
でも、そんなルートを外れた人でも、素敵に幸せに生きている人はたくさんいます。
しかし、同時に苦しんでいる人たちもいます。
その点に、目を向けなければ、本当に苦しんでいる人たちのことを、
大人たちは理解できないのではないのかなと思いました。
学校以外の居場所
本書の中で気になったワードは、
「学校以外の居場所」という言葉
今や、インターネットやSNSが普及している時代です。
その普及につれて、SNSを使ったいじめや誹謗中傷も増えている。
しかし、同時に同じ趣味をもった違う世代、
違う家庭の人たちと知り合える場所として、明るい側面としてのSNSもある。
そこが一つの居場所となり、生きていく希望になる場所にもなうるのではないかと思う。
学校というシステムの課題
とある書籍で、「学校は、はしご登り競争になっている」と指摘されている。
誰が一番はやくはしごを登れるか。
それによって、順位や地位が決められてしまう。
しかし、そんな制度での勝利=幸せではない。
実は、別の世界がたくさんある。
それに、まず大人が気づいていく必要があるのではないかと感じた。
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